「園芸用品みたい」 草薙の剣の英語訳が、直訳すぎて思わず笑ってしまう!

2019年5月1日、元号が平成から令和に変わり、新時代に突入しました。
令和に変わる際、退位礼正殿の儀でも3種の神器のうちの草薙の剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が用意されました。
そんな神器・草薙の剣の英語訳が直訳すぎて思わず笑ってしまいます。
草薙の剣 = Grass-Cutting Sword
グラスカッティングソード!
これじゃあ芝刈剣じゃあないかぁ!
この英語訳にTwitterでは、、、
確かにホームセンターの園芸コーナーにありそうですね。
そもそもの名前の由来
草薙の剣(くさなぎのつるぎ)の名前の由来に
神仏ネット
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の東征は簡単に終わったものではなく、幾度かの試練に阻まれます。
その一つが草薙の剣(くさなぎのつるぎ)の名前の由来となった事件です。
あるとき、騙されて草原に誘導された日本武尊は草原の草に火を放たれ、絶体絶命のピンチを迎えます。
その時、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)で周りにあった草を刈り取り、ヤマトヒメが持たせてくれた火打石で周りの草を焼いて、難を逃れました。
草を薙いで窮地を脱したことから、草薙の剣と名付けたとされます。
由来の説にあるように、“草を(これから)刈るためだけの剣"ではないわけで、Grass-Cuttingだと"草を刈って危機を脱した伝説のある剣"という背景が抜けている名前になっています。(ingによる名詞化は現在進行と近い未来の意味が含まれます)
これに対してジャパニーズエクスカリバーで通じるという意見も。
海外のWikipediaにも同様の表現があるので、結構ウィキペディアのせいなんじゃ?…
Kusanagi-no-Tsurugi (草薙の剣) is a legendary Japanese sword and one of three Imperial Regalia of Japan. It was originally called Ame-no-Murakumo-no-Tsurugi (天叢雲剣, “Heavenly Sword of Gathering Clouds"), but its name was later changed to the more popular Kusanagi-no-Tsurugi (“Grass-Cutting Sword"). In folklore, the sword represents the virtue of valor.
en.wikipedia.org「Kusanagi」
英語訳でも、神器感・威厳がひと目で伝わる英訳があると良いですね!