鼻の穴にまさかの〇〇〇が詰まってしまったアザラシ!一体何が詰まってしまったのか…

鼻の穴に何か細長いものが詰まっているアザラシが発見される
この夏、ハワイ諸島西部のフレンチフリゲート瀬で、驚きのものが刺さった若いハワイアンモンクアザラシが発見されました。
アメリカ海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration)のハワイアンモンクアザラシ調査プログラムFacebookアカウントで投稿されて話題になっています。


なんと詰まったものはウナギ
実はウナギが鼻の穴に詰まってしまったそうです。
ウナギ?!あの鰻?!にわかには信じられません。
いくらアザラシでも鼻の穴にウナギが刺さる余地があるんだろうか…
しかも驚くことに、今回初のケースでなく、過去に3〜4回「鼻ウナギアザラシ」が見つかっているそう…。


なぜウナギが詰まったのか?
珊瑚礁や岩の下、または砂のクレバスに口と鼻を押しつぶして餌を食べるアザラシ。
ウナギなどの隠れて生きるのが好きな生物が、逃げる方向を誤って鼻に入ってしまうのだとか…。
アザラシ「餌見つけるでー」(クンクンクンクン…)
ウナギ「うわ!なんか来た!逃げな!!」(ビューン)
アザラシ(クンクンクンクン…)
ウナギ「おっしゃ!ちょうど良い穴あるやんけ!」(ズムっ)
アザラシ「お?!なんやなんや??」
ウナギ「あちゃ~、やってもたー!逃げる方向逆やったわー!はよ脱出せな!」
アザラシ「あれーなんか右の鼻詰まりひどいなー!…まぁ気のせいやな!ほな陸上って寝よ!!」
ウナギ「…」
アザラシのその後
この鼻ウナギアザラシは、アメリカ海洋大気庁の保護チームによって詰まったウナギが取り除かれ、経過も問題がないそう。
助けがなかったらどうやって自力で取るんだろう…。
この件だけではなく、絶滅危惧種保全や海洋汚染問題などの報告がNOAAのホームページもしくはFacebookに掲載されています。
ただの「面白い話」だけではなく、こういった報告から生き物の習性や問題を知ることはとても大事なことですね!